意外と知らない!?都市ガスとLPガスの特長
こんにちは。正直屋です。
今日はとてもいいお天気で過ごしやすい日になりそうですね♪
今週末は天気が良いようですが、みなさんご予定はお決まりでしょうか?
私は、札幌ドームで行われるマラソンに参加してきます!
最近運動をしていないので走れるか心配ですが。。。笑
頑張って走ってきます!!!笑
郊外住宅でよく見かける『LPガス』は
軒下などに置かれたガスボンベから供給されているという給油方法以外は
あまり都市ガスと違いがないと思われがちです。しかし、
比べてみるとガスの成分、発熱量、費用など違いが多く見られます。
そこで、今回はその違いについてご紹介致します。
『LPガス』はブタンやプロパン、『都市ガス』はメタンが主成分
そもそも『LPガス』とは、、「液化石油ガス」を意味するもので、圧縮すると常温で液化しやすいブタンやプロパンを主成分としたガス燃料のことです。
常温でも比較的低い圧力で液化するので、ボンベに充填して運搬がしやすいのです。
その為、都市ガスのインフラが行き渡っていない郊外や地方都市などで、
現在も広く家庭用の熱源として使用されています。
一方『都市ガス』は、張り巡らされガス導管を通じて供給されるガスを示すもので、
天然ガス(メタン)を主成分とするガス燃料のことを言います。
ブタンやプロパンとは違って、液化するには圧縮するだけではなく、
約-160°以下まで冷やす必要があります。
その為、ボンベなどでの運搬はせず、地中を張り巡らされたガス管を使って
気体のまま家庭に供給されるのです。
都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重い!
都市ガス、LPガス共に本来は無色・無臭ですが、ガス漏れの際に気づくように匂いがついています。
都市ガスは-162°まで冷やすと液体になり、体積が600分の1と小さくなり、空気より軽いんです。
一方LPガスは、-42°まで冷やすと液体になり、250分の1と小さくなり、空気より重いです。
都市ガスは公共料金、LPガスは自由料金
成分だけではなく、『都市ガス』と『LPガス』とでは料金区分も異なります。
日本国内の都市ガス事業者は都市ガス、大阪ガス、東邦ガスなど大手を含め約200社。
都市ガス事業者が消費者と直接契約してガスを供給します。
料金はいわゆる公共料金で、事業者が勝手に料金を設定することはできません。
LPガス事業者は全国に数万社あると言われています。
料金は自由料金で、公的な適正価格やガイドラインはなく、販売店の裁量に任されています。
その為、同じ販売店から買っている場合でも契約の仕方や時期で値段が違い、
請求された料金が高いのか安いのか比較がしにくいです。
導入時の費用は都市ガスの方が高い。
都市ガスにしろLPガスにしろ、ガス管や料金メーターなどの機器設備が不可欠になってきます。
こうした周辺機器の設置費用はどとらも利用者が負担することになっていますが、
利用者への請求方法が異なります。
都市ガスは利用開始時に設備費用として一括で請求されます。
したがって都市ガスを引き込んでしまえば、あとは毎月の使用量だけを払えばいいのです。
毎月の支払いはガスの料金だけでいいので月々は安くなります。
対してLPガスは、ガス使用量の他にガス管や料金メーターなど設備費用を上乗せして請求することが多いようです。
その為、導入時の費用は安いですが毎月のガス料金に設備費用が上乗せされます。
ガスボンベが原因の事故は少ないんです。
ガスボンベが充填されたボンベが爆発するのでは?と心配する人も
少なくないかと思いますが、実際に起こった事故のうちガスボンベ自体に問題があったのはごく一部のだそうです。
平成22年に起きたlpガスの漏洩事件205件のうち容器から漏れたケースはバルブ部分を含めても12件と全体の一割以下でした。
大半は配管やガス器具の不備など都市ガスでも起こりうるものでした。
災害時に復旧が早いのはLPガス
地震や台風など広域災害に強いのはLPガスです。
ボンベと配管、ガス機器の安全性が確認できれば、すぐに利用が再開できるLPガスは、東日本大震災をはじめ過去の大きな地震などでも注目されていました。
東日本大震災では、被害の比較的軽かった地域ではLPガスを使ってすぐに炊き出しが行われるなど、
災害に強いLPガスを改めて印象づけました。
都市ガスはマレーシアから、LPガスはカタールから輸入している!
都市ガスの約9割は海外からの輸入に依存しており、輸入元は中東地域が10%以下、分散化が図られています。
ヨーロッパやアメリカでは天然ガスは主に気体のままパイプラインで輸入していますが
日本は海外のガス田から遠く離れているので、天然ガスを-162°に冷やして液体化し体積を小さくし、
断熱材に覆われたタンクを搭載するタンカーで日本まで運んでいます。
一方のLPガスは約3/4を海外から輸出し、残りは国内に輸入された原油を精製する際に生産されています。
輸入先はカタール、アブダビなど中東全体で約9割を占めています。
供給方法だけではなく、特性や料金、輸入先なども全然違うんですね。
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